スプラインソケットを検証してみました。
私も違った方向で検証してみようと思います。
今回比較するのは12mmです。
左から
S.E.K Pro-Auto スプラインソケット
snap-on 12Pスタンダードソケット
snap-on 6Pスタンダードソケット
mac マックエッジ
12mmのボルトの角を卓上旋盤で削り
チャックに掴んだ状態でソケットを挿し
チャックごと回せればOK
滑って回せなくなった時点でNGとします。
ソケットの前にあるボルトが限界点になっています。
削った数値は下記の通りですが
目盛で0.5mm削った場合は直径では1mm小さくなりますので
書いた数値の2倍だと思って下さい。
S.E.K Pro-Auto スプラインソケット 0.5mm
snap-on 12Pスタンダードソケット 0.55mm
snap-on 6Pスタンダードソケット 0.7mm
mac マックエッジ 0.75mm
スプラインソケットはなんと0.5mm削っただけで限界でした。
マルくなったボルトに対して有効というのは無理があります。
写真のボルトは、何とか回せる程度で
ある程度のトルクがかかっていると
緩める事ができない状態です。
なので実用範囲は、それぞれのボルトより角がある状態だと思ってください。
by silmil | 2008-09-24 21:55 | ソケット類